2006年05月08日

社会保障の個人情報を一元管理、政府が個人会計制度を検討

 東京都八王子市の社労士事務所 やまだ経営労務管理事務所です。
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 さて、本日は昨日の日本経済新聞で気になる記事について書きたいと思います。

 社会保障の個人情報を一元管理、政府が個人会計制度を検討(NIKKEI NET)

簡単に言うと、年金・医療・介護・雇用の4つについて、社会保障個人会計制度を作って、4分野の個人情報を『一元管理』して、給付の適正化を行うというもの。

 また「社会保障番号」を付与して、ネットなどを通じて、自分の情報を閲覧できるようにして、自分の生活設計にも活用できるような方向で検討がなされるようです。

 時期としては、団塊の世代が65歳を迎える2010年代前半の導入を検討しているのだそうです。

 もちろん、給付だけでなく負担についても状況を把握するということになりますので・・・となりますと。

 例えば、病状の軽い患者が必要以上に病院に行き、多額の医療保険を受ける

 などといった給付の適正化だけでなく・・・

 当然のごとく

 国民健康保険には加入しているのに、国民年金は支払っていない・・・

 などの負担に関する適正化についても入ってくることになります。

 現行制度だと、健康保険組合・厚生労働省・地方自治体など、ひとくちに社会保障などといっても、管理は保険者別などでばらばらですが、これを個人単位で情報を一元管理するということですね。もっとも、今までそうなっていなかったことの方が不思議な感じもしますが・・・。

 ただ、こうした個人情報の一元管理には抵抗が予想され・・・最終的にどのような形で導入されるかは微妙な気がします。
#住基ネットの議論でも出てきた「国民総背番号制」とあまり変わらないですよね?

 いずれにしても、時代の流れとして、給付と負担の適正化や業務の効率化という意味において、社会保険・労働保険など社会保障全般について、今後連携が深まっていくと予想されます。

 その1つといえるのかどうか、「社会保険と労働保険の徴収の一元化」なども徐々に進められており、2008年あたりをメドに、労働保険料の申告も社会保険と同様、7月に変更される方向で検討も進んでいるようです。

 最終的には、

 国民健康保険だけ加入して、国民年金には加入しない とか・・・

 労働保険には加入して、社会保険に加入しない とか・・・

 ・・・といったことを許さない形へ進んでいくことが予想され、保険料の徴収強化は一層強まるのではないかと思う今日この頃です。

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aranami_sr at 09:00 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! やまだの雑感 

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